ProcessingでAndroidアプリを作成する際の備忘録

Processingの勉強過程でリバーシを作ったので、Google Play で公開してみました。

リバーシ
ogamita777
価格:無料

せっかくなので、Androidアプリを作成してから公開するまでで必要となった情報をまとめてみました。今後ProcessingでAndroidアプリを作る人の参考になれば幸いです。

開発環境

  • Processing 2.0.3
  • ADT rev.21.1
  • Android 4.3

自分の環境では Processing 2.1 または ADT rev.22 を使っているとAndroid実機で動きませんでした。

アイコンの変え方

Processingフォルダに以下の3つを追加します。

  • icon-36.png(36*36)
  • icon-48.png(48*48)
  • icon-72.png(72*72)

AndroidManifest.xmlで修正すべき箇所

Processingのフォルダに入っているAndroidManifest.xmlを修正します。
AndroidManifest.xmlで修正すべき箇所は以下の3つです。

1. アプリのパッケージ名

package="パッケージ名"

2. Android端末上で表示されるアプリの名前

android:label=”アプリの名前”
(アプリの名前を@string/app_nameとしてapp_nameをstringsに記述するのが良いです)

3. アプリの画面の方向を固定
  • 縦に固定:android:screenOrientation="portrait"
  • 横に固定:android:screenOrientation="landscape"

これを設定しておかないと画面が勝手に回転してしまい、デザインが崩れて大変なことになります。  

サンプル(AndroidManifest.xml)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>  
<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"   
          package="info.ogamita777.reversi"   
          android:versionCode="1"   
          android:versionName="1.0">  
  <uses-sdk android:minSdkVersion="10" />  
  <application android:label="リバーシ"  
               android:icon="@drawable/icon">  
    <activity android:name=""  
              android:screenOrientation="portrait"  
              android:label="リバーシ">  
      <intent-filter>  
        <action android:name="android.intent.action.MAIN" />  
        <category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />  
      </intent-filter>  
    </activity>  
  </application>  
</manifest> 

Androidプロジェクトの作り方

Processing上において「File>Export Android Project」とすると、Processingフォルダに「android」という名前のフォルダが作成されます。これがAndroidプロジェクトです。

デバッグ用apkの作り方

ant debug

上のコマンドをAndroidプロジェクトのディレクトリ内において実行するとbinディレクトリの下に、hogehoge-debug.apkが作成されます。

署名付きapkの作り方

Google Play で公開する際、apkに署名を付ける必要があります。手順は以下の通りです。

1. 鍵(証明書)を生成する

keytool -genkey -v -keystore hogehoge.keystore -alias hogehoge -keyalg RSA -validity 10000

hogehogeの箇所は自分の好きな名前を入れます。
コマンドを実行した後は説明に沿って情報を記入していきます。

2. ant.propertiesの編集
key.store=1で設定したkeystore名(パス)
key.alias=1で設定したエイリアス
key.alias.password=1で設定したパスワード
key.store.password=1で設定したパスワード

例えば、keystore名がhoge.keystoreで1つ上のフォルダに存在する、エイリアスhoge、パスワードが1234567の場合

key.store=../hoge.keystore
key.alias=hoge
key.alias.password=1234567
key.store.password=1234567

と書き込んで保存して下さい。

3. AndroidManifest.xmlandroid:debuggable=“false"にする

Androidプロジェクトの中のAndroidManifest.xmlandroid:debuggable="true"になっている場合はandroid:debuggable="false"に変更します。

4. 署名付きapkを作成する

ant release

上のコマンドを実行すれば、binディレクトリの下にhogehoge-release.apkが作成されます。
hogehoge-release-unsigned.apkしかない場合は上記手順のいずれかが間違っています。

Processingをはじめよう (Make: PROJECTS)

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